U.C.0079年12月 ア・バオア・クー前方宙域の戦いでエルメスが撃破される

宇宙世紀 0079年12月

ホワイトベースはア・バオア・クー前方宙域でシャアのザンジバル艦隊の攻撃を受ける。 シャアは艦隊による砲撃戦の後モビルスーツ戦を実施し自らはゲルググで出撃、ララァ・スンにはエルメスで出撃させた。
その戦場でララァとアムロは再び対峙するがニュータイプ同士、意識が共鳴しあう。 シャアは二人に割って入りアムロを討とうとするが、妹セイラの邪魔が入ったため逆に絶体絶命の状況に陥ることに。 アムロがシャアにとどめを刺そうとした次の瞬間、ララァのエルメスはゲルググの楯になりガンダムの目前に現れる。 アムロは避けきれずガンダムのビームサーベルがエルメスを貫いてしまった。
ララァは残り数秒の命の中でアムロと感応し合い 人の未来を見る。その後エルメスとともに閃光の中に消えた。
 
 

 

ガンダムカードビルダー CE-0001 アムロ・レイ(R)ガンダムカードビルダー CZD003A ララァ・スン(Ver.2.1)ガンダムカードビルダー CZ-0002 シャア・アズナブル(UC)

ララァはこの戦いで死ぬが、シャアとアムロの彼女をめぐる因縁はこの後も続く

 
 

MG 1/100 MS-14S シャア・アズナブル専用 ゲルググ Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)1/550 MAN-08 ララァ・スン専用モビルアーマー (機動戦士ガンダム)HCM-Pro SUPER HCM-Pro RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)ガンダムカードビルダー MEC023 コア・ブースター

シャアとアムロが戦った宙域に展開していたMS/MA

 

MAN-03 ブラウ・ブロ

ジオン公国軍のニュータイプ専用モビルアーマー

ジオン公国のニュータイプ研究機関であるフラナガン機関の技術をもとに開発されたニュータイプ専用機。技術士官シムス・アル・バハロフ中尉が開発を担当した。
サイコミュシステムを搭載し4門の移動式メガ粒子砲を有線で遠隔操作することが可能で敵にオールレンジ攻撃を加えることができる。ブラウ・ブロは複座式になっており複数人での運用ができた。

ブラウ・ブロのパイロットには木星帰りのニュータイプ、シャリア・ブルが選ばれ、ソロモンの連邦軍を攻撃するため出撃する。戦闘状態に入り移動式メガ粒子砲によるオールレンジ攻撃でホワイトベース隊を翻弄するものの、ニュータイプ能力が覚醒したアムロにオールレンジ攻撃可能領域を突破され本体に取りつかれる。その直後ビームライフルによる接射をうけて乗員が脱出する間も無く轟沈した。出撃時には開発担当のシムス中尉も戦闘データを得るために同乗していたが彼女もシャリア・ブルとともに戦死している。
 

1/550 MAN-03 ブラウ・ブロ (機動戦士ガンダム)

 

MAN-08 エルメス

ジオン公国軍のニュータイプ専用モビルアーマー

ジオン公国のニュータイプ研究機関であるフラナガン機関の技術を用い開発された。
サイコミュシステムを搭載することによって複数の無人ビーム攻撃機(ビットと呼ばれる)を同時に遠隔操作し敵をあらゆる方向から攻撃できる。サイコミュシステムは人間が発するサイコウェーブと呼ばれる特殊な脳波?を検知し、それを無人攻撃機の遠隔操作に利用するシステムであり、ニュータイプと呼ばれる特別な能力を持った人間にしか使用することはできない。
外観は薄緑色のチューリップのような形をしていてモビルアーマーだけあって巨大。無人ビーム攻撃機の他にメガ粒子砲2門で武装している。

エルメスはニュータイプであるララァ・スン少尉に与えられ実戦に投入される。ララァのエルメスはソロモン付近に展開していた連邦軍艦艇4隻をビットによる遠隔攻撃で撃沈するなど大きな戦果をあげたが、その後のホワイトベース隊との戦いでガンダムに討たれそうになったシャアのゲルググをかばい爆散した。
 

1/550 MAN-08 ララァ・スン専用モビルアーマー (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年12月25日 ソロモン近傍宙域の連邦軍艦艇がエルメスの遠隔攻撃によって次々に撃沈される

宇宙世紀 0079年12月25日

連邦軍がソロモンを占領した直後、ソロモン宙域に駐留していた連邦軍艦艇が謎の攻撃によって次々に撃沈された。
謎の攻撃の正体はジオン軍のニュータイプ専用モビルアーマー・エルメスのビットによる遠隔攻撃であったが、連邦軍は敵を捕捉できず恐怖におののいた。

同日、サイド6リボーコロニーではジオン軍特殊部隊「サイクロプス隊」の生き残りであるバーナード・ワイズマンがガンダムNT-1に最後の戦いを挑んでいた。
ワイズマンのザクII 改は性能的にも圧倒的に有利なガンダムNT-1を戦闘不能状態まで追い込むが、自身はビームサーベルで貫かれ爆発しパイロットのワイズマンも戦死した。
 
 

 

ガンダムカードビルダー CZD003 ララァ・スン(旧絵柄)1/550 MAN-08 ララァ・スン専用モビルアーマー (機動戦士ガンダム)

ララァ・スンはエルメスでソロモンに遠隔攻撃を行った

 
 

GUNDAM FIX FIGURATION #0039 NT-1アレックスHGUC 1/144 MS-06FZ ザクII改 (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)

サイド6ではNT-1とザクII改が交戦しサイクロプス隊の生き残りワイズマンが戦死

 

MS-14S 先行量産型 ゲルググ

ジオン公国軍の量産型モビルスーツ

名前の通りゲルググを量産する際、最初に生産されたゲルググ。シャア・アズナブルが搭乗した赤いゲルググはこのタイプ。全部で25機が生産されそのうちの1機がシャアのものとなっている。
性能は量産型ゲルググと変わらず非常に高い機動性、防御能力を持っていた。そのうえ攻撃力も非常に優れており、ビームライフル、ジャイアント・バズ、ビームナギナタ等の強力な武器を使用することができる。

シャアはこの優れた機体でガンダムと戦うが、ニュータイプとして覚醒しつつあったアムロに勝利することができなかったばかりか戦いの中で最愛の人ララァを失うという悲劇的な結末を迎える。この赤いゲルググはシャアにとって忌ま忌ましい記憶が常に付きまとう忘れられない機体になっているかもしれない。
 

MG 1/100 MS-14S シャア・アズナブル専用 ゲルググ Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

YMS-15 ギャン

ジオン公国軍の試作型モビルスーツ

次期主力モビルスーツ選定でゲルググと競合した機体。結局次期主力モビルスーツはゲルググに決定、試作機ギャンはマ・クベ大佐のもとへ送られマ・クベ専用機として活躍することになる。
白兵戦能力が高い機体でビームサーベルでの攻撃は非常に素早いものだった。西洋の騎士のような見た目でスマートな体型をしている。専用シールドにはミサイルが搭載されていて、防御しつつ相手を攻撃することが可能だった。

ギャンに搭乗するマ・クベはテキサスコロニーにガンダムをおびき寄せ、罠も駆使してガンダムを倒そうとするが善戦むなしく敗れ去っている。
 

MG 1/100 YMS-15 ギャン (機動戦士ガンダム)

 

MA-08 ビグ・ザム

ジオン公国軍の試作型モビルアーマー

要塞攻略用に開発された巨大モビルアーマー。丸みを帯びたひし形の胴体から長い脚が2本のびていて2足歩行で歩く。胴体の中央に1基の大型メガ粒子砲、胴体の周縁には28基のメガ粒子砲が取り囲んでいて水平方向に全方位攻撃が可能。また、攻撃力だけではなく防御力も圧倒的で装甲が厚く近距離からの砲撃にも耐える。その上、Iフィールドバリアーまで装備していて長距離からのビーム攻撃を跳ねのけてしまう。足先には対空防御用の射出可能な爪(クロー)が3つずつついていて接近する敵機の迎撃が可能で死角が見当たらない。この圧倒的能力を実現するために機体は巨大化し、頭頂高は59.6メートル、全備重量は1,936トンに達した。

本来は地球連邦軍本部があるジャブロー基地を落とすことを目的に開発が進められていたが、しだいに戦況が悪化、ソロモンを防衛するタイミングで初めて実戦に投入することになった。

ソロモン要塞は連邦軍の圧倒的物量や新兵器ソーラシステムによる攻撃で陥落寸前となっていたが、ジオン将兵の撤退を円滑に行うためドズル・ザビ司令は自らビグザムに乗り出撃する。
ビグザムは連邦軍艦隊の長距離ビーム攻撃を難なく受け流し、逆にメガ粒子砲の全方位一斉攻撃で多くの連邦軍艦艇を血祭りに上げた。その圧倒的破壊力は連邦軍優勢の戦局に影響をあたえるほどかともおもわれたが、スレッガー中尉の命をかけた体当たり攻撃とアムロの近接攻撃の連携によって撃破された。
 

1/400 ビグザム

 

U.C.0079年12月24日 地球連邦軍が宇宙要塞ソロモンを攻略するため大規模な戦力で攻撃を開始

宇宙世紀 0079年12月24日

「チェンバロ作戦」を進めていた地球連邦軍はついにこの日ソロモンへ進撃する。ティアンム率いる連邦軍主力の第二艦隊は要塞の機能を破壊するためソーラ・システムを使用しソロモンを焼いた。ソーラ・システムを照射され大打撃を受けたソロモンは連邦軍のモビルスーツ隊の上陸をゆるし守勢に立たされることになる。

圧倒的な連邦軍戦力の前に敗北は免れないと自覚したドズル・ザビ司令はソロモンを放棄することを決意し自軍に撤退を命令、ドズル自身は巨大モビルアーマーのビグザムで出撃し自軍が撤退できる猶予を作り出そうした。
ドズルのビグザムはその圧倒的火力で連邦軍の艦艇を次々と血祭りに上げていき、連邦軍第二艦隊司令のティアンム中将もその火力の餌食になっている。
連邦軍はビグザムの進撃を止められず手をつけられない危機的な状況にあったが、そんな中ホワイトベース所属のスレッガー・ロウ中尉の宇宙戦闘機とアムロ・レイのガンダムが出撃、スレッガーの命をかけた特攻によってビグザムの近接防御系統に穴が開きガンダムはビグザムに肉薄することに成功、最後はビームサーベルでコックピットを貫きビグザムを撃破した。

ジオン公国は重要拠点ソロモンを失ったことでソロモンと月のグラナダ市、ア・バオア・クーを結ぶ最終防衛ラインの一角を崩された形になってしまい、サイド3のジオン本国が危険にさらされる状況に追い込まれてしまった。
 
 

 

1/400 ビグザムエクセレントモデル RAHDXG.A.NEO ドズル・ザビ

ドズル・ザビ司令が搭乗するビグザムは圧倒的な火力で連邦の艦艇を沈めていくが
スレッガー・ロウ中尉の命を懸けた攻撃とガンダムの近接攻撃により撃破された

 

RB-79 ボール

地球連邦軍の量産型モビルスーツ?

ボールのような体に腕が二本ついており頭の上に180mmの低反動砲を乗せている。今の技術でも作れそう。中長距離からの支援攻撃が得意でジムと共に行動することが多い。
その見た目通りやられ役になることが多く、ザクに蹴られてジムにぶつかって爆発したりしている。このような事情もありボールのパイロットに任命された連邦軍兵士はいちじるしくテンションが低くなった可能性が高い。
 

MG 1/100 RB-79 ボール Ver.Ka (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年12月22日 ジオン公国軍がサイド3の密閉型コロニー「マハル」をコロニーレーザーに改造するため住民を強制的に疎開させる

宇宙世紀 0079年12月22日

サイド3の密閉型スペースコロニー「マハル」を巨大レーザー砲に改装するため住民150万人の強制疎開が実施される。ジオン公国の最終防衛線(月とア・バオア・クー)を連邦軍に突破させないため、ギレン・ザビが主導して行われた。
 
 

 

【ガンダムウォー】シーマ・ガラハウ

マハル出身のシーマ・ガラハウはマハルのコロニーレーザー化によって故郷を失った