「HISTORY」カテゴリーアーカイブ

U.C.0079年9月15日 ホワイトベースがジャブローを出航。ガンダムを含む試作モビルスーツを受け取る為サイド7を目指す

宇宙世紀 0079年9月15日

「V作戦」によって開発されたガンダムをはじめとする試作モビルスーツはサイド7でテストされていたが、それらを受け取るためホワイトベースがジャブローから出航する。(このホワイトベースもガンダムと同じく「V作戦」によって建造された軍艦で、高いモビルスーツ運用能力を持っていた。)
ジャブローを出たホワイトベースはサイド7を目指して順調に航行するはずであったが、その途上、運悪くシャア・アズナブルのムサイに発見され後をつけられることになる。
 
 

 

EXモデル 1/1700 ホワイトベース (機動戦士ガンダム)

 

U.C.0079年7月25日 地球連邦軍欧州方面軍がヨーロッパ大陸で窮地に陥る

宇宙世紀 0079年7月25日

地球連邦軍欧州方面軍はジオン公国軍の地球制圧軍の圧力によって後退を余儀なくされる。連邦の欧州方面軍はこの日ついにドーバー海峡目前まで撤退し、まさに背水の陣ともいえる危機的な状況に陥っていた。彼らは最後の力を振り絞り反攻作戦を遂行するが、結局、モビルスーツを主体とする圧倒的な力を持ったジオン公国軍の前に大敗してしまった。
 
 

 

地球連邦欧州方面軍が追いつめられたドーバー海峡

 
 

U.C.0079年7月 地球連邦軍が極東方面軍にモビルスーツ部隊である第1機械化混成大隊を創設

宇宙世紀 0079年7月

地球連邦軍はジオンの地球制圧部隊と対峙していた極東方面軍にモビルスーツを主戦力とする第1機械化混成大隊を創設する。
第1機械化混成大隊は、「本部管理中隊」、「MS第1中隊」、「MS第2中隊」、「対MS歩兵中隊」の4隊で編成され、「MS第1中隊」と「MS第2中隊」には、先行量産型モビルスーツである陸戦型ガンダムと陸戦型ジムが配備された。
第1機械化混成大隊はコジマ中佐が指揮を執っていたため通称「コジマ大隊」とも呼ばれていた。
 
 

 

HCM-Pro SP-004 陸戦型ガンダム スペシャルペインテッド (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)HCM-Pro 50-00 1/200 RGM-79[G] 陸戦型ジム (塗装済み完成品) (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

第1機械化混成大隊が運用する主要モビルスーツ

 
 

U.C.0079年7月 地球連邦軍がビームライフル実用化に成功 プロトタイプガンダムが完成

宇宙世紀 0079年7月

地球連邦軍は「エネルギーCAP」と呼ばれるミノフスキー物理学を応用した新技術によりメガ粒子砲の小型化に成功、モビルスーツが携帯できるサイズのビームライフルを完成させる。
この時期、連邦軍より技術的に進んでいるとされたジオン公国軍ですらビームライフルの開発には成功しておらず、この新しい武器は連邦軍の反撃に大きな力を与えることになった。
また、この強力な武器の完成と同時期に「V作戦」によって開発されていたRX-78-1プロトタイプガンダムがロールアウトしており、連邦軍の逆襲のマグマが静かに煮えたぎり順調に溜まりつつある状況になっていた。
 

ROBOT魂プロトタイプガンダム 魂ウェブ限定

RX-78-1 PROTOTYPE GUNDAM

 

U.C.0079年6月 ジオン公国軍、本土防衛ラインを構築

宇宙世紀 0079年6月

ジオン公国軍は、ソロモンと月のグラナダ市、ア・バオア・クーの各重要拠点を結ぶラインをサイド3のジオン本国を守るための最終防衛ラインに設定し防備を固めた。
このラインを抜かれるとジオン本国は無防備に近い状態になり戦争継続は難しくなると考えられていた。
 
 

U.C.0079年6月 ジオン公国軍がニュータイプ研究を推進するためフラナガン機関を設立

宇宙世紀 0079年6月

これまでの数々の戦いの中でニュータイプの存在を信じるようになったキシリア・ザビ少将は、彼らの軍事利用を推進するためニュータイプ研究機関「フラナガン機関」を設立させる。
サイド6(中立サイド)に設立された「フラナガン機関」では機関の名称にも名前が使用されているフラナガン博士を中心に研究が進められた。彼らの研究は後にニュータイプ特有の感応派を用いた「サイコミュ」と呼ばれる画期的な機体制御システムを生み出すことになる。
 
 

 

1/550 MAN-03 ブラウ・ブロ (機動戦士ガンダム)1/550 MAN-08 ララァ・スン専用モビルアーマー (機動戦士ガンダム)1/144 MSN-02 ジオング (機動戦士ガンダム)

フラナガン機関の技術をもとに開発されたニュータイプ専用機

 
 

U.C.0079年5月21日 ジオン公国軍、中東制圧作戦を開始

宇宙世紀 0079年5月21日

ジオン公国軍が中東を勢力圏にするための作戦を実施。 陸上からの攻撃作戦「ジャベリン作戦」と、地中海からの攻撃作戦「トライデント作戦」を計画、進撃を開始する。 すでにジオンの勢力下にある北アフリカと旧ロシアを連携させるためにも重要な作戦だと考えられた。

 

トライデント作戦・ジャベリン作戦が実行された地域

 

U.C.0079年5月17日 宇宙要塞ソロモン起動

宇宙世紀 0079年5月17日

ジオン公国はサイド1宙域にある小惑星ソロモンの軍事要塞化を進めていたが、遂に完成にこぎつけ、この日から要塞として稼働させ始める。ソロモンはのちにサイド3のジオン本国を守る絶対防衛ラインの一部に設定されるなど、ジオン公国軍にとって極めて重要な要衝に位置づけられている。
 
 

エクセレントモデル RAHDXG.A.NEO ドズル・ザビ

 

ソロモンを指揮する宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビ中将

 

 

U.C.0079年5月9日 地球連邦軍のセモベンテ隊がアリゾナのジオン公国軍物資集積所を襲撃

宇宙世紀 0079年5月9日

連邦軍のセモベンテ隊は、捕獲したジオンの陸戦型ザク II を編成に組み込んだ機甲部隊で北アメリカのアリゾナを拠点にしており、この日、同じアリゾナにあったジオン公国軍第67物資集積所を攻撃した。
セモベンテ隊は敵のモビルスーツを撃破するなどの戦果を上げるが、試験中のジオンの試作モビルタンク「ヒルドルブ」と鉢合わせになり戦闘状態に入る。セモベンテ隊とヒルドルブは激しい戦闘を繰り広げるが最終的に双方相討ちとなり部隊は全滅した。
連邦軍はこの戦いでジオン公国軍の物資の破壊とヒルドルブ撃破という戦果のかわりに、多くの優秀な兵士と6機のザクII 、2輌の61式戦車を失うという大きな代償を払っている。
 
 

UCHG 1/35 地球連邦軍61式戦車5型 セモベンテ隊 (機動戦士ガンダム MS IGLOO)

セモベンテ隊が使用した61式戦車5型