AMX-003 ガザC

アクシズが開発した量産型可変モビルスーツ

ア・バオア・クー攻防戦後アステロイドベルトに逃れた一部のジオン軍は小惑星基地アクシズでジオン公国の再興をはかるためモビルスーツを開発する。そのうちの一つがこのガザCで可変機構が備わった第三世代モビルスーツとして生産された。可変モビルスーツではあるが簡素で無駄のない構造をしていて大量生産が可能であり実際かなりの数が生産された。エゥーゴがアクシズと接触した時も大量のガザCが出迎えておりその数の多さには驚愕したことだろう。

ビームサーベルを備えてはいるがモビルスーツとしての能力はそれほど高くはなく近接戦闘は得意ではなかったらしい。右脇にナックルバスターと呼ばれる巨大なビーム砲を備えていてモビルアーマー形態の時はナックルバスターをメインとした砲台のような形になる。また、モビルスーツ形態の時足だった部分は巨大な腕のようになり(ビグロの腕のような感じ)敵を捕まえたりすることができる。

全体は赤紫を基調にして塗装されていて結構派手。外見はそれまでのモビルスーツとは違う雰囲気をもっていて、ジオンの技術者が開発した機体ではあるが旧ジオン系モビルスーツの面影はあまり見えない。
 

HGUC 1/144 AMX-003 ガザC (機動戦士Zガンダム)