ザンスカール帝国軍「ベスパ」の試作モビルスーツ
本機はゾロアット、ゾロに続く主力量産機を開発するための試験機として生産された機体で、白兵戦での戦闘力を重視して開発された。
0153年の2月に宇宙環境下でのテストを終え、3月にはベスパが占領していた東ヨーロッパのラゲーンで重力環境下でのテストを実施している。同年4月にはベスパのクロノクル・アシャーがシャッコー操縦中に、たまたまパラグライダーに乗っていたど素人の少年ウッソ・エヴィンに機体を奪われるという信じがたい大失態を演じるが、ど素人の少年によって操縦されてしまったという事実によって、シャッコーの簡易な操縦性が評価されることになり、後に量産されるリグ・シャッコーの開発へとつながることになった。
ビームライフル、2連ショルダービームガン、ビームサーベル等で武装している他、ビームローターを装備しており低出力で空中を飛行することができ行動可能範囲も広い。機体はオレンジ色で塗装されていて派手。頭部にある蛾の触角のような2本のアンテナが特徴的。