宇宙世紀 0149年
ザンスカール帝国の軍事力に対抗するため、リガ・ミリティアは独自のモビルスーツ開発計画「V(ヴィクトリー)プロジェクト」を発動する。
この頃の地球連邦軍はザンスカール帝国軍「ベスパ」に対抗する実力も気力もなく、新型モビルスーツの開発も行わず旧型機のみを使用しているという惨憺たる状態であり、民間のレジスタンス組織であるリガ・ミリティアが独自に新型モビルスーツを開発せざるを得ない状況になっていた。そこで、リガ・ミリティアは、伝説のモビルスーツ「ガンダム」っぽい機体を生産することを計画する。リガ・ミリティアは民間の組織である自らの活動に正統性を持たせるために、あえて伝説のモビルスーツを踏襲する機体を開発しようとしたと思われる。
この、新ガンダムの開発計画にはザンスカール帝国の野望に反発するサナリィやアナハイム・エレクトロニクス社の優れた技術者が携わることになり、民間組織が開発するモビルスーツではあるが、ガンダムという名に恥じない非常に優れた、最新鋭機が生み出されることになる。
【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】
Vプロジェクトにより生み出されることになるヴィクトリーガンダム