クロスボーン・バンガードの量産型モビルスーツ
偵察や情報収集を主任務とする機体。単機で広範囲の偵察が可能だが、同じ偵察機のエビル・Sと連携することでさらに情報収集能力を拡大させることができる。本機はエビル・Sの情報収集システムとリンクすることが可能で、リンクによって得た情報を統合し分析する能力を持っていた。
偵察機ではあるが、機体の各部に設置されたスラスターによって発生する推力は非常に強力であり、その力はデナンシリーズは元よりベルガシリーズをも上回っている。その高い推力によって迅速に調査対象の戦域に移動することができるほか、敵機に発見されても素早くその場から離脱することができた。おなかにある3連拡散ビーム砲やビームライフル、ビームサーベルで武装していて攻撃力も高い。
コスモ・バビロニア建国戦争でクロスボーン・バンガードが使用したが、その中の1機、アンナマリー・ブルージュが乗った機体は彼女が投降したため地球連邦軍の手に渡っている。