MSZ-006 Ζガンダム

エゥーゴの試作可変モビルスーツ

「Ζ計画」によって開発された第三世代モビルスーツ。「Ζ計画」はアナハイム・エレクトロニクス社がそれまでの「ガンダム開発計画」で得た技術を継承しつつ第三世代モビルスーツを開発するために始動させたプロジェクトだが、エゥーゴの協力を得てついにΖガンダムを完成させるに至った。

第三世代モビルスーツとはモビルスーツの近接戦闘能力と宇宙航空機の飛行スピード、移動力を併せ持つ機体のことでモビルスーツ形態にも航空機の形態にも自由に変形できる可変モビルスーツのことである。グリプス戦役時にはムーバブルフレーム技術の発展やマグネットコーティング技術の応用などにより、第三世代モビルスーツの生産が可能な状態になっていた。
Ζガンダムはガンダムの名を冠しているだけあって第三世代モビルスーツのなかでも非常に優れた機体でウェイブライダー(航空機のような形)に変形した状態だと大気圏を突破することも可能だった。

装甲にはガンダリウムγを使用し防御力が高く、出力は2,020kw、最大推力は112,600kgにも達し機動力も高い。また、ビームサーベル、ビームライフル、ハイパー・メガ・ランチャー、グレネードランチャー等の武器を装備することが可能で攻撃力も非常に高いうえに見た目も信じられないほどカッコイイ。その上、乗っているパイロットがニュータイプのカミーユ・ビダンという超人ということで、もうどこからどう見ても非の打ちどころがない。

Ζガンダムはその過剰ともいえる高い性能によってグリプス戦役の最後まで陳腐化することなく第一線で戦い抜き、その後に勃発した第一次ネオ・ジオン戦争でも活躍した。

MG 1/100 MSZ-006 ゼータガンダム Ver.2.0 (機動戦士Zガンダム)