ジオン公国軍の試作モビルアーマー
アプサラス I とアプサラス II はジオン公国軍のアプサラス計画の下で開発されたモビルアーマー。計画ではアプサラスを使って地球連邦軍本部のジャブロー基地に大ダメージを与えることを目指していた。アプサラス計画の中心にいたのはギニアス・サハリン技術少将でアプサラスのテストパイロットはその妹アイナ・サハリンが務めた。
アプサラス I は武装しておらず、純粋に飛行能力をテストするための機体で、アプサラス II はアプサラス I に武器を取り付けた進化バージョンである。アプサラス I、アプサラス II ともに団子のような形をしていて、そのずんぐりとした体にザク II の頭部がぎこちなくくっついている。アプサラス II の体の中央には巨大なメガ粒子砲が搭載されていて火器のテストも行われた。
アプサラス I とアプサラス II は両方ともテスト中にシロー・アマダの第08MS小隊と戦闘に陥っているが、これらの事件は、敵同士でありながらたびたび接近してしまうアイナとシローの運命的なつながりを感じさせる。