U.C.0153年5月6日 ザンスカールで拘束されていたウッソ達が脱出に成功。リガ・ミリティアがカイラスギリーを使ってズガン艦隊を砲撃

宇宙世紀 0153年5月6日

ザンスカール本国で囚われの身となっていたウッソとマーベットは、マリアによる恩寵の儀式のあとカガチによってギロチンにかけられそうになる。しかし、ザンスカールに潜入していたリガ・ミリティアの仲間オデロやトマーシュたちの攪乱工作によってギリギリのところで命拾いをすることになった。自由の身となったウッソとマーベットは儀式を行っていた広場に戦利品として展示されていたVガンダムとガンイージに乗りザンスカールから脱出。リガ・ミリティアの部隊が外からザンスカール本国に空襲を仕掛ける中、オデロやトマーシュ達もシャクティを連れてザンスカール本国を離れることに成功している。

シャクティは宇宙を漂流していた時にベスパに救助されていたのだが、その後にザンスカールの女王マリアの娘だということが判明し、マリア本人から後継者になるよう説得されていた。
その大事なシャクティを奪われてしまったという事実は、ウッソやマーベットを逃がしてしまった事やリガ・ミリティアの空襲を容易に許してしまったという事よりもザンスカールにとって大きな痛手になったとおもわれる。

リガ・ミリティアはザンスカール本国への空襲と同時に、巨大加粒子砲のカイラスギリーを使ってズガン艦隊を壊滅させる計画を進めており、ザンスカール本国から帰還したウッソらの部隊は加粒子砲発射までカイラスギリーを守る任務に就く。

リガ・ミリティアはザンスカール本国への空襲によってカイラスギリーでの動きを察知されないことを望んでいたが、ベスパはリガ・ミリティアの本意に気づき、カイラスギリーへの攻撃を開始、クロノクルのコンティオやベスパのパイロットとなったカテジナのリグ・シャッコーらの部隊が決死の思いでカイラスギリーを止めようとする。クロノクルは時限爆弾を使ってカイラスギリーのリモートコントロール機能を破壊、加粒子砲の動きは止まったかのように見えたが、ウッソがカイラスギリーのコントロールルームに直接入り加粒子砲を発射。カテジナ機に同乗していたクロノクルはそれでも砲口近くで自らのコンティオを爆発させ照準を狂わせようとするが、巨大は閃光はズガン艦隊を直撃、ズガン艦隊は3割の船を失うという大損害を被ることになった。

【参考文献: 『 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5 』 講談社(KCデラックス)】

 
 

 
 

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ジュンコ・ジェンコはクロノクルが仕掛けた時限爆弾を止めようとするが爆発に巻き込まれて命を落とす。ウッソはジュンコの意思をつぎ巨大加粒子砲カイラスギリーのトリガーを引いた。