RGM-109 ヘビーガン

地球連邦軍の量産型モビルスーツ

サナリィ(海軍戦略研究所)の提案を受けた地球連邦軍はモビルスーツの小型化に着手する。アナハイム・エレクトロニクス社は連邦軍の要請を受け小型モビルスーツ、ヘビーガンを開発した。(宇宙世紀0109年ロールアウト)

それまでの連邦軍主力モビルスーツ・ジェガンのサイズは頭頂高19.0m、本体重量21.3tというものだったが、ヘビーガンのサイズは頭頂高15.8m、本体重量9.5tであり大幅にダウンサイジングされている。

連邦軍のモビルスーツ小型化計画は機体のダウンサイジングと共に性能の大幅向上を企図していたが、ヘビーガンは既存モビルスーツの能力を維持しつつ小型化するという範囲にとどまってしまったため連邦軍が満足できる性能には至っていない。アナハイム・エレクトロニクス社によるこの中途半端な結果はサナリィにモビルスーツ独自開発を決意させるきっかけにもなった。

ヘビーガンは連邦軍が当初目指していた性能には及ばなかったが、基本性能は高く連邦軍の主力モビルスーツに採用される。ロールアウトから14年後のコスモバビロニア建国戦争でも使用されており長期にわたり活躍した。

 

1/100 ヘビーガン (機動戦士ガンダムF91)