LM314V21 V2ガンダム

リガ・ミリティアの量産型モビルスーツ

ヴィクトリーガンダム(Vガンダム)の後継機。 機体はヴィクトリーガンダムと同じく、コア・ファイターと上半身のハンガー、下半身のブーツの三つの部位で構成され、コア・ファイターとハンガーで構成されるトップ・ファイターや、コア・ファイターとブーツで構成されるボトム・ファイター等、多様な戦闘機形態をとることができた。機体の核となるコア・ファイターにはミノフスキードライブと呼ばれる新技術が採用されていて、その圧倒的な推進力がV2ガンダムの高機動力の要となっている。

コア・ファイター後部にある2基のエネルギー放出口は、V2ガンダムになったときは背中に翼のように配置されるが、その放出口からミノフスキードライブ内に蓄積されたエネルギーを放出する際にまばゆい光を放ったので、まるでV2ガンダムが「光の翼」をはばたかせているかのように見えた。
その「光の翼」はただの光ではなく強力なエネルギーを持っていたので、そのままビーム兵器やシールドとして転用することが可能で、結果的にV2ガンダムの攻撃力や防御力を高めることにもなっている。

この画期的に優れた機体を作り上げた主要開発者はミューラ・ミゲルという女性だったが、彼女はリガ・ミリティアのエース、ウッソ・エヴィン少年の母親でもあった。圧倒的な軍事力で地球連邦軍すら翻弄していたザンスカール帝国は、母が作ったV2ガンダムにのるウッソによって苦しめられることになり、この母子によって自らの戦争の行方を左右されることになる。
 
 

HGUC 1/144 LM314V21 V2ガンダム (機動戦士Vガンダム)